INDEX    
2012・エピローグ--Carving ski [2012 epilogue]--

 下の動画は、3月の第一週に撮影しました。
予め、お断り申しますが、スロービデオではありません(汗)
この週は、気温が上昇し、雪質は解けた状態で、
まして、このだんパラスキー場はチョー緩斜面、
スピードが出ず、スローモーションのようになってしまいました。
♪出会いはスローモーション♪・・
歌なんて歌っている場合ではありません(笑)

ここ何年も明るいコメントを書いた記憶がないですが、
プルークの基礎から練習し始めて、スピードがなくても
ターンを出来るようになったのが、上達している証拠なのでしょうね。
以前の私は、ターンの理論すらわからないで滑っていた為、
このようなスピードが乗らない状態ではお手上げでした、
過去にリフト券を買ったのに1本乗って帰ってきた事がありました(微笑)

このスロービデオのような滑りを見ていると、
自分の欠点が如実に現れていることが分ります。

1・左足が外側のターン
  一般に人は利き手、利き足があって、私の場合は右が利き足です。
  左はちょっと不安な感じがします。
  スキーの場合も同じで、
  左に加重するのが苦手なのです。
  以前からそれに気づいていましたから、
  左足の練習もしていたんですが、
  スピードに乗ると左スキーが先に出ちゃって、
  ターンが出来ないことがしばしば。
   このビデオでは一目瞭然でした。左足に加重していないから、
  板がターンし辛くなっています。よって体をターン方向へ傾けて、
  曲げようとしているのがよく分ります。
  乗っている時はそんなことしようと思っていないんですが、
  無意識でやっちゃっているのですね・・恐いわぁ(笑)

2・右足が外側のターン
  左足とは違って右は利き足ですから安心して加重できています。
  しかし、右足が屈曲しているのがよく分ります。
  右足は、極端に曲げずにターンを導かなくてはならないんですが、
  そういうターンにはなっていないようです。
  これについては、長年、両足を屈曲させ伸び上がって、
  逆ターンに切り替える乗り方をしていた所為だと思います。
  これも長年滑ってきた悪い癖なのでしょうね・・トホホ(泣)

3・上体の右傾斜
  1の上体の傾きと、2の右足の屈曲により、一連の滑りにおいて、
  上体が右傾斜していることが分ります・・格好悪い(泣)

4・腕の振り
  特に右腕を振っているのが良く分りますね〜・・
  生れ付き?じゃないよ(笑)
  毎年、触れているんですが、直りませんね、
  頑固だから?はい!(爆)
  これについても、以前の滑りでは反動が必要だったから、
  腕の振りが体に染み付いているのです・・
  でも少し直ってきているのですよ(笑)
  「少しぐらいじゃダメだ!無くしなさい!!」ハイ・・
  このように素直になりたーい(笑)

1〜4をまとめると、スキーは上体でターンするものではないという事。
あくまで、スキー板に加重をしてターン弧を描くものなんですよね。
何十年も滑ってきた技術が今更、仇になるとは憎い!
初心者から出発したい!!とは言っても始まりません(笑)
一つ一つ、悪い癖を剥ぎ取るしかないので、がんばるわー。


 今年最後の滑りになってしまいました。
雪質が良かった所為か、少しは見られる滑りとなっています。
 しかし、やっぱり上体や腕でターンしようとしているし、
左足のターンでスキー板を回しきれていませんね。
 あと、上体は常に基本姿勢で・・・
もうーいやーだぁ、スキーやめた!って言いたいけど、
来シーズンもがんばるから〜